活動内容

短期海外語学研修

海外連携大学と協力したコミュニケーション能力の習得

夏期英語研修プログラム

コミュニケーション能力の習得に役立つ静岡短期海外語学研修プログラム(Shizuoka Summer/Spring English Program, SSEP)は静岡県立大学国際関係学部と米国オハイオ州立大学日本研究所の連携協定に基づき、2003年から始まりました。

SSEPは、学生の英語学習と異文化体験のニーズに対応できるように企画された“オーダーメイド”プログラムで、オンデマンド方式海外英語研修プログラムです。さらに、オーラルコミュニケーション、プレゼンテーションや異文化体験という活動を重視する実践プログラムです。

目標

学生のアカデミックコミュニケーション能力の養成を目的にしています。具体的には、英語で意見やコメントを述べる、研究結果を英語でプレゼンテーションする、英語圏のコミュニティーに飛び出して異文化体験をすることが目標となります。

特色

1. 教室での授業形態

文型練習や英会話用のテキストを使用せず、ディスカッション、オーラルプレゼンテーション、カレッジレクチャーを授業の軸にして、積極的なイントラアクションを目指しています。学生は研修の到達目標をクラスで発表し、3週間で完成可能な研究プロジェクトを実施します。

(1) ディスカッション

関心の高い時事問題をトピックとして議論を展開していきます。学生は配布されたプリントの予習を行い、教室では先生の指示やヒントを手がかりにディスカッションを展開します。

(2) オーラルプレゼンテーション

リサーチプロジェクトの成果を発表します。リサーチプロジェクトとは学生が各自でテーマを決め、資料収集・調査をおこない、発表する学習です。研修のまとめとして、学生は5分間のオーラルプレゼンテーションを行います。
リサーチからプレゼンテーションまで全て英語で行うこのプロジェクトは、効果的なアカデミックコミュニケーションための学習活動になっています。

例 「ウォールマートとターゲット:日本ではどちらが成功するか」

(3) カレッジレクチャー

アメリカの大学講義を模擬体験する授業です。オハイオ州立大学の先生やコロンバス市在住の専門家による講義が行われます。

例 「オハイオ州立大学の外国語教育」 「アメリカの教育システム」
  「アメリカの大統領選挙」     「アメリカのソーシャルワーク」

2. 教室外の学習活動

(1) Passport to Japan

近隣の幼稚園児や小学生に日本文化を紹介します。折り紙、剣道、習字、おにぎり等の体験学習を準備し、英語で説明をします。

(2) ホームステイ

第1週目と第2週目の週末、金曜日の夕方から日曜日の夕方まで実施され、アメリカの家庭生活を体験します。ホストファミリーはオハイオ州立大学日本語研究所の公募に応じて参加する家族です。

3. カンバーセーションパートナーとレジデントアシスタント

授業時間以外で英語を話す機会を増やし、学生の“英会話”向上のために、インフォーマルな英語を練習できるように企画されています。

(1) カンバーセーションパートナー

研修期間中、1週間に6時間ほど、学生と1対1で共に過ごしてくれるネイティブスピーカーの人で、日常英会話の向上を助けてくれます。オハイオ州立大学の学生や関係者、大学近辺の社会人が務めてくれます。

(2) レジデントアシスタント

寮生活や異文化での生活上の問題や悩みに対応する目的で、平日の夕方6時から8時まで、参加者の住むキャンパス内の学生寮で同じ階に滞在してもらうネイティブスピーカーです。オハイオ州立大学の大学院生が務めてくれます。

研修期間

夏季:8月の3週間

研修機関

オハイオ州立大学(アメリカ・オハイオ州コロンバス市)。
参加者はキャンパス内の学生寮に滞在します。

語学教育インターンシッププログラム(SLIP)

静岡語学教育インターンシッププログラム(Shizuoka Language Teaching Internship Program, SLIP)は、静岡県立大学国際関係学研究科に設置されている「英語教員専修プログラム」および「日本語教師養成プログラム」に履修登録する大学院生を対象に、米国・オハイオ州立大学で実施される外国語教育(英語・日本語)インターンシッププログラムです。

目標

外国語としての英語あるいは日本語を教えることを目指している大学院生に、外国語教師にとって必要な教材作成・授業運営・指導技術などの実践的な知識の習得とクラスルームティーチングの実践を目的とする海外教育実習です。 海外の大学での行う、このような「教育実習インターンシッププログラム」は日本の学部レベル、大学院レベルではほとんど見当たらない、イノベーション企画です。海外で語学教育の現場を体験した大学院生は、本プログラムの成果を踏まえて、教員採用試験やリクルート活動に臨むことができます。

特色

  1. オハイオ州立大学で外国語教育を実際に体験できます。
  2. 教材作成・授業運営・指導技術などの実践的な知識と運用力を習得できます。
  3. 日本語と異なる母語を持つ外国語学習者と英語圏で接することで、「外国語を教えることは異文化を教えることである」という状況・場面を身近に体験できます。
  4. 外国語教師として求められる異文化体験や英語での生活経験ができます。
  5. 静岡県立大学国際関係学部とオハイオ州立大学日本研究所との協定に基づき実施している、静岡夏期英語研修プログラム(Shizuoka Summer English Program) との連携により、英語の運用力が向上します。
  6. SLIP参加の大学院生は「英語教育演習」または「日本語教育演習」で2単位が認定されます。

研修期間

8月の4週間

研修機関

英語教育演習 ―
オハイオ州立大学付属語学研修所英語研修プログラム
American Language Program (ALP), ESL Programs
The Ohio State University

日本語教育演習 ―
オハイオ州立大学東アジア言語文学部・東アジア夏期集中プログラム
Dept. of East Asian Language and Literatures